愛媛県 解約 クーリングオフ 相談


青木行政書士事務所
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高齢者を狙う悪質商法にご注意

 高齢者をターゲットにした訪問販売等の被害や相談が数多く寄せられています。
 高齢者は3つの大きな不安「お金」「健康」「孤独」を持っていると言われています。悪質業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切にして信用させ、年金・貯蓄などの大切な財産を狙っています。また、高齢者は自宅にいることが多いため、訪問販売や電話勧誘販売による被害が多いのも特徴です。
 トラブルに遭わないためには、きっぱり断ることが重要です。相手の手口を知ることも強力な武器になります。


1.相談件数は近年10万件超

全国の消費生活センターに寄せられた契約当事者が70歳以上の相談件数は、2004年度に10万件を超え、2007年度は約11万件で、相談全体の10%を占めています。

契約当事者が70歳以上の年度別相談件数(2008年5月末日までの登録分)

2001年度  56,915件
2002年度  76,576件
2003年度  99,033件
2004年度  129,392件
2005年度  139,492件
2006年度  134,795件
2007年度  108,069件

契約当事者が70歳以上の上位販売方法・手口(2007年度の108,069件における件数と割合)

1位 家庭訪販(21,017件、19.4%)
特徴:
販売業者が消費者の自宅を訪問し、商品やサービスを勧誘・販売する方法。強引な勧誘や長時間に及ぶ勧誘など、問題も多い。
 
2位 電話勧誘販売((9,051件、8.4%)
特徴:
業者が、消費者に電話をかけ、または電話をかけさせ、その電話による勧誘で、郵便等通信手段で契約をさせるもの。不意打ち性や交渉過程が書面に残らないという特質により、強引な勧誘や明らかな虚偽説明が目立つ。
 
3位 次々販売(5,302件、4.9%)
特徴:
一人の消費者に次から次へと契約させる商法。同じ商品または異なる複数の商品を次々に契約させるケースや、複数の業者が次々に契約させるケースなどがある。
 
4位 販売目的隠匿(3,801件、3.5%)
特徴:
商品やサービスの販売であることを意図的に隠して消費者に近づき、不意打ち的に契約させようとする販売方法。
 
5位 SF商法(3,400件、3.1%)
特徴:
閉め切った会場に人を集め、日用品などをただ同然で配って雰囲気を盛り上げた後、最終的に高額な商品を契約させる商法。催眠商法ともいう。
 
6位 点検商法(2,864件、2.7%)
特徴:
「点検に来た」と言って訪問し、「水質に問題がある」「ふとんにダニがいる」など事実と異なることを言って商品やサービスを販売する商法。
 
7位 利殖商法(2,326件、2.2%)
特徴:
「値上がり確実」「必ず儲かる」など、利殖になることを強調して投資や出資を勧誘する商法。なかには詐欺まがいのものもある。
 
8位 無料商法(2,271件、2.1%)
特徴:
「無料サービス」「無料招待」「無料体験」など「無料」であることを強調して勧誘し、最終的に商品やサービスを購入させる商法。
 
9位 マルチ取引(2,181件、2.0%)
特徴:
販売組織の加入者が消費者を当該販売組織に加入させることによってマージンが得られる仕組みの取引。これを繰り返すことにより、販売組織がピラミッド式に拡大していく。
 
10位 かたり商法(身分詐称)(1,977件、1.8%)
特徴:
「販売業者が有名企業や公的機関の職員、またはその関係者であるかのように思わせて商品やサービスを契約させる商法。

※これらのデータは、すべてPIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)の2008年5月末日までの登録分のものです。



2.消費者の不安へ言葉巧みにつけ入る業者

以下に、「お金」「健康」「孤独」、それぞれに関連する相談事例をまとめました。

○お金

 低金利が続くなか、仕事についていない人にとって「お金」への不安は尽きません。特に、最近は新たな金融商品が次々に発売され、選択肢が多様化・複雑化しています。「近々満期になる定期預金を有利な条件のものに変更」「銀行に預金しても少しも増えない。外貨預金よりもさらに有利な為替取引をすれば、月々100万円くらいの利益が出る」等、「高利子、高収益」を強調し、リスクについて十分な理解を得ないまま契約を迫りトラブルになるケースが跡を絶ちません。
 また、資金的には住宅の維持管理が手一杯である高齢者に対し、「無料」と言って耐震診断をさせ、地震で瓦が落ちると不安をあおり、高額な屋根工事を勧める手口もあります。


○健康

 「痛む足が治る」「血液がサラサラになる」「がんが治った」など、健康に不安を持つ心理をたくみに突き、健康食品、電気治療器、ふとんなどを購入させる手口です。

【主な事例】

  • 血液がサラサラになったと言われて購入したブレスレット
     折り込み広告を見て仮店舗のようなところに出向いた。そこでは日用品も廉価で販売しており、2〜3日間の営業だったと思う。中性脂肪とコレステロールが高めで不安と伝えたところ、指先から血液を取り、モニター画面で見せられ、血液がドロドロ状態と言われた。ブレスレットを15分ほどつけてから再度調べられ、血液がサラサラになっていると言われた。何人が購入しているのか尋ねたら厚い顧客ファイルを見せられ信用した。血液を浄化するとのことだった。約29万円で購入し、4ヶ月着用したが、効果は実感できない。解約したい。 (70歳代 女性)
  • 体に電気を通すと病気がなくなるという電気治療器
     姑が「押し売りはしない。皆さんに知ってもらって、よい評判をたて、老人ホームや市役所に買ってもらうことが目的。監督官庁が認めた医療用具だ」と説明を受け、毎日、電気治療器の無料体験ショールームに通っている。高齢ということもあり体に電気を通すと病気がなくなるというが不審を感じる。クーリングオフできるのか。解約はできるのか。(70歳代 女性)
  • 痛む足が治ると言われ、購入した電気治療器
     高齢になり体が不自由になってきていたのだが、痛む足が治ると言われ、治療をしてあげるということで家に来たが、いつの間にか電気治療器を買うことになってしまった。仕方なく少し使ったところ、足が余計痛くなったので解約したい。クーリングオフはできるのか。(70歳代 女性)

○孤独

 「一人暮らしの高齢者や、一人で留守番をしている高齢者が「自分の話を聞いて親切にしてくれていい人だったから」と勧められるままに次々に契約を繰り返すケースが目立ちます。
 また、「新商品を紹介する」などと言って人を集め、閉め切った会場で日用品などを無料や格安で配り、楽しく得した気分にさせて最終的には高額な商品を売りつけるSF商法も多いです。

【主な事例】

  • 女性の被害者が多いSF商法
     昼食購入のためスーパーに行く途中呼び止められ、会場に連れて行かれた。景品をたくさんもらい、約4時間半磁気マットレスの勧誘を受けた。印鑑がないと言うと担当者がスーパーまでついてきて100円の印鑑を買わせ捺印した。クーリングオフはできるのか?(70歳代 女性)
     臨時の会場で商品の説明を聞くとさまざまな商品がもらえた。糖尿病などで多くの診療を受けている。業者は脳の血管が詰まるなど不安をあおり、自社の健康食品で全て治ると説明した。服用したら血圧が不安定になり、医師に服用を止められた。300万円とは高額だと思う。クーリングオフはできるのか。(70歳代 女性)

         参照:国民生活センターホームページ
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少子化・核家族化が進み、最近では、独居の高齢者が増えてきています。悪徳業者は高齢者の弱みにつけ込み、次々と様々な商品を販売してきます。高齢者の周りの人が目を凝らして注意しておくことが必要ですが、高齢者全体を把握することが難しく、気づいた時には大量の商品、高額な商品を購入していたというケースもすくなくありません。


また、クーリングオフには期間の制限があり、家族が気付いたときにはクーリングオフ期間を過ぎてしまっていたというケースも多々あります。

 

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